■なのみっ子運動会 [5月28日] 5月28日は、運動会でした。当日朝のグランドコンディションは最悪の状態で、天気予報も微妙な数字を打ち出していました。決行するかどうか、判断が難しい運動会となりました。

1時間遅れの10時開会を決め、職員、PTA本部役員総出でグランド整備を行っていると、多くの保護者の方、地域の方々が作業に加わって下さいました。雑巾を持って運動場の水とりを始めて下さったお婆さまに、学校長が「ありがとうございます」と声をかけると、「手は汚れたら洗えばいいけんですね。」と笑顔で返して下さったそうです。革靴、スラックスを汚しながら作業をしてくださった来賓の方もいらっしゃいました。子ども達のために、労を惜しまず、気持ちよく汗を流して下さる保護者、地域の方々の姿に、大きな力をいただきました。そして、たくさんの方々に支えられ、何とか開催の運びとなりました。

運動会は、競争遊戯をカットした雨天プログラムで行い、主に各学年の「表現」と「走」を披露しました。 「表現」では、演技する子ども達の笑顔や真剣な表情が光りました。空は終始曇っており、小雨がちらつくこともありましたが、演技している子ども達を見ていると、そんな曇天も忘れてしまうくらい爽やかな気持ちになりました。

「走」競技では、ぬかるんだ地面に足をとられ、転倒する子どもが少なくありませんでした。しかし、子ども達は頑張りました。すぐに起き上がり、最後の最後まで、全力で走り抜きました。転んだ子がここまで一生懸命に走りきる姿が見られる運動会もなかなかないように思います。奮闘する子ども達の姿に、胸が熱くなりました。

応援合戦も素晴らしかったのですが、児童席での子ども達の応援は、それ以上に素晴らしいものがありました。応援団のリーダーシップのもと、児童席のみんなが一丸となって応援する声が運動場いっぱいに広がりました。高学年の子ども達は、各係でも自分の役割をしっかりと果たしました。子ども一人一人が自分の力を精一杯出し切った素晴らしい運動会でした。成績も拮抗し、運動会のめあて「赤白ともに、全力で競い合って、優勝めざそう、なのみっ子」も見事に達成されたと思います。

応援して下さった保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。