■3月のごあいさつ
立春を過ぎ、春の訪れが待ち遠しい季節です。
校庭には、子どもたちがプランターに植えた色とりどりの花が咲き誇り、いよいよ本年度も残りわずかとなりました。
3月14日、第116回卒業証書授与式が挙行されます。
今、学校では、6年生の卒業に向け、様々な取組が行われています。
2月28日(金)、5・6年生による「バトンタッチ集会」が行われました。「バトンタッチ集会」とは、リーダーとして、1年間東小田小学校を引っ張ってきた役割と責任を 5年生に受け継ぐ集会です。バトンを受け取った 5 年生は、卒業プロジェクトとして、卒業に向けた様々な取組をつくってくれています。
〜遊びを通した異年齢のつながり〜

2月27日、縦割り班対抗の「なのみたてワリンピック」を行いました。初めての試みです。縦割り班で競技する内容を選択し、1年生から6年生の子どもたちが一つのチームになってチャレンジします。
異学年が集って、集団で外遊びする光景が余り見られなくなった現在、それぞれの子どもたちが、下学年の子どもたちを気にかけ、サポートしながら競技に取り組んでいる姿をみると、異学年での「遊び」のよさを改めて感じます。

今回の取組が、縦割り班の所属意識を高め、互いを思いやり、協力し合うことの楽しさや大切さを感じることにつながればと思います。
子ども達が新たな成長を遂げていくために、この3月は学習のまとめとともに、自信や希望、そして感謝など「心の力」を蓄えていく大事な時期です。
新たなステージへ、意義深い一歩一歩の歩みにして欲しいと願っています。
筑前町立東小田小学校校長 大内田 優