■4月のごあいさつ

万葉歌人、大伴旅人が眺め歌ったこの広大なやすの大地に、今も脈々と営まれる人々の 暮らしがあります。そしてそこに、未来へと育ちゆく東小田の子たちがいます。
明治42年に創立され、地域の初等教育の拠点としての役割を担ってきた東小田小学校 は、113年目の春を迎えました。
伝統ある本校において、引き続き校長職を賜りました 井手一彦と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
この6日(火)始業式。久々に校舎に子ども達の明るい声が響きました。 9日(金)には第113回入学式を挙行いたしました。 新1年生の加入により、全校児童数は昨年度より13名増えて、525名となりました。
現在、私達たちは依然として、新型コロナウイルス感染症という未知の災いと対峙して います。教育活動を推進するには厳しい状況ですが、マスク、手洗い、3密回避の3原則 を徹底し、児童525名、職員49名の安全と安心、そして活躍の場がある教育活動を創 意工夫し進めて参ります。
本年度の学校のめあては「子どもが創る学校」です。子どもたちが気づき、考え(知恵 を絞り)、行動する(汗を流す)機会を大事にその力を大いに伸ばしていきたいと思います。 この一年、教職員も一体となって知恵を絞り、汗を流し、前進して参りたいと思います。
皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
筑前町立東小田小学校校長 井手 一彦
■なのみ通信
■令和3年度学校通信
■令和2年度学校通信
■令和2年度 学校の教育目標と経営方針
1 学校経営の基礎
本校の教育は、日本国憲法、教育基本法、学校教育法、学習指導要領、その他諸教育関係法規の理念のもと、福岡県並びに筑前町教育施策の教育方針を基盤として、児童及び地域の実態を勘案し、公教育としての調和と一貫性ある教育を施すものである。
〜子どもの力を信じて〜
学校は、子どもにとって楽校(すべての子どもが、よく学びよく遊び、生き生きと生活する学校)でなければならない。また、教育は共育(家庭・地域・学校がそれぞれの役割を担い、共に子どもを育む)であり、郷育(故郷への愛情や誇りを育む教育)、響育(心と心が響き合う教育)、今日育(今を逃さない教育)であるという考えに立ち本校教育を推進する。
2 学校の教育目標と目指す姿
共に生きる社会力をもつ子どもの育成 |
(知) 挑む子 |
(徳) 見つめる子 |
(体) 鍛える子 |
主体的に学び、
自分の考えを
進んで話す子 |
自分を見つめ、
相手の気持ちを
想像・共感できる子 |
健康づくりや
体づくりを
心がける子 |
〜「なかよく・のびのび・みんな」で〜
3 めざす学校像
「子どもが行きたい、保護者が通わせたい、教職員が勤めたい」学校
○子どもも教職員も なかよく・のびのび・みんなで 伸びる学校
○歌声や笑い声が 響き合う学校
○「安心できる」空気が 流れる学校
4 めざす教師像
「すべては子ども達のために」を自覚し、実動する教師
○子どもを愛し、子どもに寄り添う教職員
○学び続け、使命感に徹する教職員
5 学校経営の基本方針
(1)家庭・地域と連携した活力ある学校運営を確立する。
○コミュニティスクールの推進(学校運営協議会・地域学校協働活動推進員)
○「社会に開かれた教育課程」の推進と地域の支援体制づくり
○PTA活動、学校後援会、ぴえもんクラブ等との連携
(2)確かな学力・豊かな心・健やかな体を育む教育内容を充実させる。
○学力向上プランをはじめ、各プランの計画的な実施・評価
○向上心、チャレンジ精神、勤勉性等、困難に立ち向かう非認知的能力の育成
○校務分掌組織の機能化と3部会・なのみ経営会議の充実
○道徳科の授業力の育成、キャリア教育の推進
(3)個々の児童を伸ばす生徒指導を推進する。
○学びや生活の「自立」を見据えた積極的生徒指導の充実
○「小事を看過しない」未然防止の指導
○関係諸機関との連携(こども未来センター、SC・SSW・作業療法士等)
(4)一人一人を大切にした特別支援教育を充実させる。
○支援会議を踏まえたきめ細かな支援網の整備
○個別の教育支援計画・指導計画の実施・評価
○関係諸機関との連携(巡回相談、特別支援学校、病院、放課後デイ等)
(5)すべての教室で人権が尊重される学校づくりを推進する。
○人権尊重の視点に立った学習活動づくり・人間関係づくり・環境づくり
○科学的認識に立った教職員の人権意識の育成
○福岡県人権教育推進プランに沿った人権教育の推進
(6)すべての子どもの安心・安全が守られる環境づくりを推進する。
○感染症拡大防止等、未知の危機等に対する安全管理の強化
○なのみ見まもり隊、安心メール等による安全な環境づくりの強化
○学校安全管理・安全対策の徹底、緊急対応マニュアルの共通理解
(7)保・幼・小・中における連携教育を推進する。
○小中合同授業研修会を核とした小中連携・一貫教育の推進
○保幼小、小中連絡会を通じた情報共有等の徹底
○「15の春」への基盤となる家庭学習習慣の形成
(8)教職員一人一人が教育公務員としての自覚を高め、元気で一体となって動く学校
運営を推進する。
○自ら自己研鑽に励む研修への積極的参加
○面談等を通じた教職員の教育活動の把握・理解
○超過勤務時間の縮減と健康管理体制の構築
○コンプライアンス醸成の継続的取組