■7月のごあいさつ
梅雨明けが待ち遠しい季節となりました。
さて、6月には、1年生にも一人一台タブレット端末が配布され、タブレット端末の使い方を学習しました。恐る恐るタブレット端末に触れる子どもたちです。初めての学習では、ICT 支援員さんも学習に参加していただき、操作の仕方を丁寧に教えていただきました。
また、筑前町では、7 月 1 日~5 日にかけて「筑前町『タイピングコンテスト』」が開催されました。町内の小学三年生から中学三年生までが参加します。これからの学習においては、ローマ字入力でのタイピングスキルが必要になっていきます。子どもたちは、「キーボー島アドベンチャー」のソフトを使い、自分がめざす「級」にチャレンジします。
練習をしていけばいくほど、スキルが高まっていく学習です。チャレンジ精神を育み、「やれば、できた!」といった達成感や自己肯定感も育んでいけたらと思います。
そして、臨時休校になって実施できなかった「田植え」を 7 月5日(金)に行いました。種籾まきから、1ヶ月あまり、5年生の子どもたちは、毎日水やりを欠かさず大事に育ててきました。待ちに待った「田植え」です。たくさんの実をつけてくれることを願いながら、泥まみれになり、一本一本丁寧に植えていきました。種籾まきから、田植え、そして秋の稲刈りと、体験を通した学習は、農家の方の工夫や努力を学び、食への感謝の気持ちを育んでくれるものと思います。
これまで大切にしてきた「体験による学び」と今求められている「ICT 機器を活用した学び」は、「不易と流行」の学びとして、これからも大事にしていきたい思います。
7月に入り、大雨等まだまだ心配な時期ですが、 「安心・安全」な環境のもと、「自ら楽しみを創る子ども」をめざし、子どもたち一緒に教育活動を進めていきます。
筑前町立東小田小学校校長 大内田 優