■10月のごあいさつ

足元に舞う落ち葉に、冬の足音を感じる季節を迎えました。
11月6日(月)、朝倉郡健康教育研修会が本校で行 われ、第4学年「保健学習『体の成長とわたし』」の授 業を公開しました。テーマは、「体の成長のためには、 どのような生活を送ることが大切だろう?」です。
今回の授業では、自分のこれまでの生活を振り返 り、よりよく成長するために「保健室の先生」や「給 食の先生」に尋ねてアドバイスをもらう活動を位置づ けていました。「睡眠はどれくらいの時間必要ですか」 「どのような食事や運動をしたらいいですか」等、自 分の課題や取組について、しっかりと尋ねていました。また、学習のまとめでは、よりよ く生活するためには「食事・睡眠・運動」が大切であることを確認し、自分の課題を踏ま え、これから自分で取り組めることを決めていきました。
遅い時間の就寝、朝食を食べていない、運動不足等の課題は、学習や生活に大きな影響 を及ぼします。自分自身の生活を見つめ直し、自分自身の生活を自分で調整できることは、 これから求められる大切な力です。
「食事・睡眠・運動」等、基本的な生活習慣を自分で調整できる子どもたちへ、今後も 学校と家庭で連携して取り組んでいきたいと思います。
「よかよか(よか余暇)の日」と「家庭学習強化週間」
11月13日(月)~16日(木)は、家庭学習強化週間です。そして、11月17日(金)は、 よかよか(よか余暇)の日で、ノー宿題デーとなっています。家庭学習の取組においては、 全く逆の取組ですが、「家庭学習にしっかり取り組む日」と「週末をのびのびと過ごす日」 が、気持ちを切り替え、メリハリをつけていくことにつながり、家庭で過ごす時間を有意 義なものにしてほしいと考えています。
先月からスタートした「よかよかの日」では、「日頃できなかった手伝いを自分からして くれました。」との声も届きました。毎月第 3 日曜日が夜須中学校区「家庭の日」であるこ とから、この「よかよかの日」が、家族の会話が広がったり、ゆっくりと休養したり、様々 な体験をやってみたりと家庭生活の潤いにつながればと思います。
一方、家庭学習強化週間では、「始めたら○○分間 集中学習」を合い言葉に、家庭学習 の質を高め、家庭学習の習慣化を図りたい思います。
「よかよか(よか余暇)の日」と「家庭学習強化週間」、「やるときはやる!」「ゆっくり 休む!」等、子どもたちにとって、心と学びの「充電」をし、毎日の学校生活につなげて ほしいと願っています。
深まりゆく秋。
子ども達、職員、そして皆様にとって、一段と活気あふれる季節となりますように
筑前町立東小田小学校校長 大内田 優