■5月のごあいさつ
初夏の日差しに青葉輝く季節となりました。
令和7年度がスタートして1ヶ月。新しい学年での期待と決意を胸に秘め、学習にも意欲的に取り組んでいます。1年生の教室を訪問すると、背筋をピンと伸ばし、前を向いて、しっかり学習に向かっている姿が見られ、この1ヶ月間の子どもたちの成長を感じました。
さて、令和7年度PTA活動の努力点として、「なのみ会話のあいうえお(PTAversion)を実践しよう。」が提案されました。この「会話のあいうえお」は、子どもを取り巻く私たち大人が、子どもとの関わり中で大切にしていきたい実践目標です。「ありがとう」や「いいね」の言葉かけは、子どもたちの自信につながり、うなずいて話を聴いたり、終わりまで聴いたりすることは、子どもたちの安心感につながります。そして、みんなが笑顔になる会話は、子どもたちの安心や自信、そして様々なことに対する挑戦意欲にもつながると思います。この「あいうえお」の合い言葉で、自分への自信、自己肯定感を育んでいきたいと思います。
また、子どもたちがつくった「なのみっ子version」と「PTAversion」、に共通している文字は、「あ」です。「ありがとう」の言葉は、感謝の気持ちを伝える言葉であり、だれかの役に立っているといった自己有用感を育みます。子どもも大人も一緒になって、「ありがとう」であふれる学校、家庭、地域をめざしていきたいと思います。
連休が明けました。いよいよ運動会の練習が始まります。本年度も「徒競走・競争遊戯・表現(ダンス等)・応援合戦」といった競技を行います。
「目標に向かって頑張る。みんなで表現する。みんなで成し遂げる。」
この運動会に向けた取組が、一人一人の自信と学級・学年集団としての高まりになることを期待しています。子どもと共に、運動会をみんなで創っていきます。
さて、7日(月)始業式。久々に校舎に子ども達の明るい声が響きました。
11日(金)には第117回入学式を挙行いたします。新1年生の加入により、全校児童数は533名となります。
本年度の学校の重点目標は「自らチャレンジする子どもの育成」です。今年1年、一人一人の健やかな成長と自らチャレンジする子どもの姿をめざし、子ども達と職員が一丸となり、保護者・地域の皆様とともに本校教育活動に取り組んで参ります。
皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
筑前町立東小田小学校校長 大内田 優